NOTE

苦しい『レジスタンス・トレーニング』

71..ミスターアジア「(レジスタンス)トレーニング自体、決して楽しいものではありません」
 
これも、石井教授が、『レジスタンス・トレーニング』(ブックハウスHD)石井直方著の“はじめに”の中で言われていることです。
 
トレーニングは、ある程度のきつさとか苦しさを伴わなければ、効果を上げることができないということです。
 
「最短時間、
最小の努力で目的に向かって、
 
最短距離を進む工夫をし、
満足できる結果を得ることがその醍醐味といえます」
 
これを実現するには、
 
①具体的な目的(目標)を定め、
②トレーニングで達成できる範囲にする
 
石井先生はこのように説明されています。
 
私の解釈では、例えば、「寝たきりにならず、100歳までも歩いていられるようにする」という目標を定めたとします。
 
そうすると、脚の強化をするための種目として、スクワットを行うことが重要になります。
 
筋トレ(レジスタンス・トレーニング)の中には、胸や背中、肩や腕、腹筋などの種目もありますが、メイン種目としては、やはりスクワットを行うことになります。
 
 
また、アスリートの場合に、「速く走るための脚力を付ける」という目標を設定したとします。
 
そうすると筋トレで行うスクワットでは、「筋肉のエンジンとしての基本性能を引き上げる」ということになります。
 
仮に50馬力のエンジンを100馬力に引き上げるのは、筋肉をより太く、大きく、強くすることになります。
 
馬力としてのパワーは筋力とスピードを掛けたもので、以下のようになります。
 
パワー=筋力×スピード
 
筋力は筋肉の大きさで決まり。筋力はスピードそのものであるということから、エンジンの基本性能(馬力=パワー)のアップとして、筋肥大を目指すことになります。
 
筋トレで、走るための神経を鍛えたり、心肺機能を高めたり、柔軟性を増したりすることは、その限界を超えています。
 
つまり、速く走るために、筋トレでできることは、エンジンを大きく強くすることが、その達成できる範囲ということになります。
 
走るための技術や心肺機能、柔軟性は別の処方が必要になります。
 
スポーツ現場では、筋トレの目標設定が不適切なためにジレンマが起きることがあります。
 
筋肉は大きく強くなったのに、速く走れない。逆に遅くなってしまうケースがあります。
 
正しいトレーニング理論の理解が必要になります。
 
通常の筋トレでは、
筋肥大・筋力増強の場合は80%1RM(=10RM:10回限界)辺りの重さを用いて行うことが必要です。
 
50%1RM(=20~30回限界)では、その目標を叶えることはできません。
 
50%1RMは筋持久力アップとしては有効です。
 
トレーニング理論を紐解いていく過程には、きつさや苦しさを超える、
 
興味深くて、おもしろくて、楽しいことがいっぱいあります。
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
□—————————-□
マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
http://www.maruyagym.com/  ☆更新☆
http://www.takanishi-fumitoshi.com  ☆更新☆
https://www.facebook.com/maruyagym
https://www.facebook.com/f.takanishi  ☆更新☆
http://goo.gl/olSRgh  ☆髙西文利のページ更新☆
□—————————-□