NOTE

筋肥大とステロイドホルモン⑥

124..ミスターアジア第一章:筋トレの生理・解剖学的基礎
1-4、筋肥大のメカニズムとトレーニング
D、筋肥大とステロイドホルモン
 
石井先生の下記のご本の中に、
 
「アナボリックステロイド長期使用の体重、除脂肪体重(LBM)、体脂肪に及ぼす効果」
 
という、1年あまりに渡って毎月の変化を調べたグラフが載せてあります。
 
これは1982年頃に活躍したプロのボディビルダーの方で、
 
ミスターオリンピアというプロでは最高レベルの大会で上位に入った選手のものです。
 
7か月に渡ってステロイドを使用して、その後のオフの時には使っていません。
 
使い続けると副作用が出て体がおかしくなるようです。
 
薬物を使っていない時には、
体重95㎏、除脂肪体重(LBM)が約88㎏です。
 
それが7か月間ステロイドを使いながら、筋トレをハードに行って追い込んでいくと、
体重110㎏、除脂肪体重が約104㎏になっています。
 
7か月間に、除脂肪体重が約16㎏増えています。
その上、体脂肪量が半分ぐらい減っています。
 
このような変化は薬物なしでは絶対に起きないことだそうです。
 
これは正に奇跡で、
薬物を使うとこのようなことが起きます。
 
このような人とボディビル大会で戦うとすれば、
負けるのが当たり前でお話しになりません。
 
 
昨年(2015年)スペインで行われた世界選手権において、
 
日本代表の鈴木雅選手がミドル級(80㎏以下級)で3位に入りました。
 
これは日本人として、本当に素晴らしい記録です。
 
その意味は、
今までに数々の薬物検査(ドーピングチェック)を受けながらすべてをパスしてきたからです。
 
世界選手権が終わって日本に帰ってきてからもすぐに検査を受けられたようですが、
全く問題なくパスしています。
 
私も海外を含めて何度も受けてきましたが、
日本の検査は世界の最高水準の厳密さがあります。
 
鈴木選手もそうだと思いますが、
私もそのような厳しい薬物検査をクリアしたことに誇りを持っています。
 
今はどうか解りませんが、
1990年代、海外での検査にはいい加減なところがありました。
 
ボディビルに限らず、
全てのスポーツが薬物無しの真っ白な状態で競技されることを願ってやみません。
 
<解説書・参考書>
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD)
東京大学大学院教授石井直方著
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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