NOTE

筋肥大とステロイドホルモン①

342.高西⑩ (2)第一章:筋トレの生理・解剖学的基礎
1-4、筋肥大のメカニズムとトレーニング
D、筋肥大とステロイドホルモン
 
今回のテーマである筋肉を大きくすることと
筋肉増強剤としてのステロイドホルモンのような薬物との関係は、
 
ボディビル出身の私にとって大変重たいものがあります。
 
石井先生の下記のご本の中に、このことが取りあげられていることは知識として重要なことに違いありません。
 
ボディビル界は確か、
1986年から世界的な規模でドーピンングチェック(薬物検査)が入るようになったと記憶しています。
 
日本ではその年7月に栃木県で行われた、
世界・アジア大会日本代表選抜としての、日本クラス別大会からスタートしています。
 
私も記念すべきその大会に出場しています。
 
また、その年は東京の代々木第二体育館で世界選手権が行われ、
 
13名の選手がドーピング違反となりました。
 
この時私は、東京大学の石井直方教授のセコンドと大会スタッフとして参加していました。
 
関係者にとっては大変ショッキングなことで、残念でなりませんでした。
 
私が選手として初めてドーピングチェックを受けたのは、
早速1987年の日本クラス別大会でした。
 
それ以来海外でも受け続けることになり、そのうち受ける回数も少なくなってきたように思います。
 
私はその全てをパスしてきました。
 
ドーピングチェックを受けることは大変名誉なことだと思います。
 
1992年にインドネシアで行われたアジア大会のミドル級で、
 
ドーピング無しで優勝できたことは心から誇りに思っています。
 
 
以前から筋肉増強剤という薬物を使うことで、もの凄い筋肉が手に入ることは周知の事実です。
 
しかし、オリンピックもそうですが、スポーツ競技においては違反となり使用禁止となっています。
 
その理由としてはいろんなことがありますが、
ここではトレーニング科学に関わることについて述べることにします。
 
最近の研究では成長ホルモンだけではなく性ホルモンやアドレナリンなども、
 
筋トレを行うことで分泌されることが解っています。
 
そして筋肉がホルモンを出す内分泌器官として注目を集めるようになってきました。
 
つまり、筋トレの効果は重たい錘(おもり)を持って行う力学的な刺激の他に、
 
ホルモンの影響を強く受けていることになります。
 
これは大変興味深いことだと思います。
 
<解説書・参考書>
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD)
東京大学大学院教授石井直方著
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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