NOTE

筋肉の力(負荷)と速度の関係③

285.プリーチャーカール第一章:筋トレの生理・解剖学的基礎
1-2、筋肉の基本的性質
D、筋肉の力(負荷)と速度の関係③
 
この書籍の中には、力こぶ(上腕二頭筋)の力と速度の関係を調べるために、図として簡単な装置が紹介されています。
 
それはプリーチャーカールのイメージで、テーブルの上に上腕三頭筋を付けて固定し、肘が自由に曲がるようにします。
 
その腕の手首と錘(おもり)を、滑車を介してチェーンでつなぎます。
 
錘は、肘を曲げ伸ばしすることで、垂直に動くようにした装置です。
 
この装置を使って、肘を曲げる時の力とその角速度を調べていきます。
 
力こぶの筋肉は、
どれくらいの力を出しているのか?
どれくらいのスピードが出ているのか?
 
いろいろ錘を変えて調べてみると、重くなればなるほど、肘を曲げる時の速さは遅くなってきます。
 
これは、私たちが日ごろのトレーニングで経験していることでもあります。
 
グラフで見ると、モーターの場合は直線的に落ちてきますが、筋肉の場合は下向きの曲線になります。
 
つまり、筋肉には錘が重くなると、急にスピードが落ちてくるという特徴があります。
 
錘を重くしていって、動かなくなった状態では、筋力は最大になって釣り合っています。
 
これを等尺性収縮(アイソメトリック・コントラクション)と言います。
 
背筋力計をイメージすると解りやすいと思います。
 
ところで、この筋力が最大になって動かなくなった状態を100%とすると、
錘を90%に減らしても動かすことはできません。
 
それを80~85%にした時に、やっと動かすことができます。
 
ベンチプレスで言えば、100㎏がやっと1回上げることができる人の等尺性筋力はだいたい120㎏となります。
 
簡単に言えば、100㎏をやっと1回上げる人は、こらえながら120㎏で1回、胸まで下すことができるということです。
 
これは、筋肉を太く、大きく、強くすることに深く関わっている、大変興味深いことだと思います。
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
<解説書>
『レジスタンス・トレーニング』(ブックハウスHD)東京大学大学院教授石井直方著
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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