NOTE

筋肉の伸張と短縮①

278.バーベルカール第一章:筋トレの生理・解剖学的基礎
1-2、筋肉の基本的性質
F、筋肉の伸張と短縮
 
ダンベルカールを行う場合、手にダンベルを持って、肘の曲げ伸ばしを行います。
 
これは等張力性収縮(アイソトニック・コントラクション)での運動になっています。
 
これには、以下のように2通りの力発揮のパターンがあります。
 
①短縮性収縮(コンセントリック・コントラクション)
 
②伸張性収縮(エクセントリック・コントラクション)
 
肘を曲げながらダンベルを持ち上げる(①短縮性収縮)時には、
力こぶ(上腕二頭筋)が短くなりながら縮んで、同じ速さで動いている時、
 
錘(おもり)と筋肉が出している力は釣り合っています。
 
一方、肘を伸ばしながらダンベルを下す(②伸張性収縮)時には、
こらえながら力こぶが引き伸ばされて、同じ速さで動いている時、
 
こちらも錘(おもり)と筋肉が出している力は釣り合っています。
 
このように、物理学の視点では、ダンベルを上げる時も下す時も、
同じ速さで動いている時には、錘と筋力が釣り合っています。
 
生理学的にも下す時も上げる時と同じだけの筋力を出していることになります。
 
運動の方向が違っているだけです。
 
実際に運動を行ってみると、上げる方がきつくて、下げる方が楽に感じます。
 
経験的なことから言えば、上げる方が苦しいだけにより重要に思えます。
 
しかし、石井先生のような研究者がこのような力発揮の動きを調べていくと、下げる動きの方が非常に重要であることが解ってきたようです。
 
つまり、上げる時の動きも大切ですが、下す時の方がよりトレーニング効果を引き出すことにつながっているということになります。
 
これは大変興味深いことに思えます。
 
下す時の意識が変わるのが解ります。
 
その理由を知ることで、脳の中に忘れないように、しっかりと記憶しておくことができます。
 
筋トレの経験を積み上げると、試行錯誤しながら、
こらえながら下すと筋肉に効かせることができ、より太く、大きくなるということに気づきます。
 
このことが科学的な根拠に基づいて証明されています。
 
科学的な根拠を知ることで、より効率的な、より効果的なトレーニングができます。
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
<解説書>
『レジスタンス・トレーニング』(ブックハウスHD)東京大学大学院教授石井直方著
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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