NOTE

筋肉が太く、強くなる仕組み③

3.507.高西⑥筋量を決める決定的要因に、ミオスタチン(マイオスタチン/GDF‐8)という成長因子があります。この成長因子の遺伝子を壊した動物は、著しく筋肉が肥大します。
 
セミナーでの、石井先生の資料として、筋肉マンの牛や犬、ネズミなどの写真を見せていただき、驚嘆しました。
 
ミオスタチンは「サテライト細胞の増殖を、強く抑制する」(筋肥大の抑制)ことが解ってきました。
 
また、インスリン様成長因子のIGF‐Ⅰ遺伝子を、アデノウイルスというウイルスベクター(遺伝子の運び屋)を用いて、筋肉に注射すると約15%増大したということが、1998年末に公表されました。
 
石井先生は書籍『究極のトレーニング』の中で、結論として「一回注射するだけで、目的とする筋のみを肥大させることができ、全身的な副作用は現れない」ことを示唆されています。
 
これを人に応用すれば、運動することなく、目的の筋肉を強く、大きくできることになります。現在では
ありえないことですが、楽(らく)して筋肉を手に入れることができるということです。
 
しかし、このような遺伝子を操作する危険性については、筋トレの一実践者や指導者のレベルを超え過ぎています。取り返しがつかない状態にならないよう、科学者のポジティブな研究を、楽しみに待つのが賢明に思います。
 
嬉しいことに、筋トレが、ミオスタチンの筋肥大抑制を小さくすることで、筋肉を太く・大きくているようです。
 
科学的な理論に支えられた、質の高い筋トレを行いましょう。
 
自分の力で、遺伝子に影響を与えるほどに、心を込めて、やり込んで、打ち込んで、そして、できるようになったら、くれぐれも安全確認し、追い込んでみましょう。
 
その過程は、ワクワク・ドキドキするような喜びがいっぱいあって、楽しさが満ち溢れているように思われます。
 
<参照講話>
石井直方 東京大学大学院教授 2010.7.19近畿大学での講演より
<参考文献>
『究極のトレーニング』(講談社)東京大学大学院教授 石井直方著
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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