NOTE

科学的技術の説明(事例付)

13.高西アームカールという種目を、
 
1.生理学(人体の機能的な仕組み)
2.解剖学(人体の構造的な仕組み)
3.力学(物体の運動のしくみ)
 
という3つのフレームワークで科学的に解説してみます。
 
1、生理学では、筋力は筋量に比例しますので、やはり10RM(10回限界)に重さを調整して行うことになります。
 
動作に関しては、コンセントリックコントラクションでの力発揮に集中して効かせることで、
 
①メカニカルストレス
②代謝環境
③酸素環境
④ホルモン・成長因子
⑤筋線維の損傷・再生
 
というような、筋肥大・筋力増強の要因となる5つの要素を引き出すことができます。
 
メカニカルストレスによって、物理的な刺激を筋線維に与えることで、微細な損傷を引き起こします。そして再生するという筋肉のシステムに働きかけることになります。
 
効かせてパンプアップさせることで、乳酸などを筋線維中に発生させて、筋肥大を促す代謝環境をつくり出すことができます。
 
同時に、低酸素状態になりますので、そのことが脳を刺激して、成長ホルモンやアドレナリン、性ホルモンなどやサテライト細胞を筋線維の中に取り込むための成長因子の働きを活発にすることができます。
 
その上に、コンセントリックコントラクションの1.5倍ほどの力発揮ができる、エクセントリックコントラクションによって、更に追い込んでいくことで、これらの効果を最大に利用して、最高の効果を引き出すことができます。
 
これが人体の機能的な仕組みによる、生理学の説明になります。
 
 
2、解剖学では、各関節と筋肉の構造を理解することで、ケガや故障を未然に防いでくれると共に、安心して高重量にも挑戦することができます。
 
アームカールの場合には、肘が蝶番関節になっていますので、その構造を害するような捻りの入った動きは行わない配慮が必要になります。
 
また、アームカールのターゲットである上腕二頭筋(バイセプス)は、肩関節を跨いだ二関節筋ですので、肘の動き次第では、思うように効かなくなってしまう場合があります。
 
これは、人体の構造的な仕組みによる解剖学の説明になります。
 
 
3、力学では、人体は地球の重力の影響を受けながら、運動する時には全てテコの原理が働いています。
アームカールの場合には、肘が支点、手に持った重りが作用点、上腕二頭筋の肘側の骨に付いた部分が力点になります。
 
アームカールでは、力点に最大の負荷がかかるようにして、上腕二頭筋の力を最大限に引き出すことになります。
上腕二頭筋は前腕(橈骨)の付け根から1/5(5分の1)の所に付いています。
 
それによって5㎏を使ったダンベルカールの場合、上腕二頭筋は、その5倍の25㎏の力を出しているということになります
 
これは、物体の運動の仕組みによる力学(物理学)の説明になります。
 
 
私は研究者や科学者ではありませんので、私のような素人の説明では限界があります。
 
もっと興味を持たれた方は、それらの専門家の書籍を読まれることをお奨めします。
 
東京大学の石井直方教授のお持ちになっている知識と比べると、私のそれは赤ちゃんほどのものだと思っています。
 
もっと、もっと謙虚に学ぶことが、とてつもない筋肥大・筋力増強につながると確信しています。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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