NOTE

単関節筋と多関節筋の作用とトレーニング⑧

36..高西⑳写真第二章:筋トレの機能解剖学
2-1、運動と各関節の働き
F、単関節筋と多関節筋の作用とトレーニング
 
上腕三頭筋は、「長頭」「外側頭」「内側頭」の3つの部分からなっています。
 
長頭は肩と肘をまたぐ2関節筋です。
 
外側頭と内側頭は肘だけをまたぐ単関節筋です。
 
これらの2つの単関節は肘を伸ばす動きにのみ関わっています。
 
それに比べ、2関節筋である長頭は
肘を伸ばすだけなく、肘を下や後ろに引く動きを行うことができます。
 
このようなことが解ると、トレーニング種目を目的に合わせて選ぶことができます。
 
ボールを投げる動きでは主に長頭が使われますので、
 
スタンディング・フレンチプレス(トライセプスプレス)や
ライイングフレンチプレス(トライセプスプレス)が有効です。
 
ボディビルダーの場合は、
ダブルバイセプスポーズの上腕三頭筋のアウトライン(曲線)を作っています。
 
また、ラットマシンやケーブルマシンで行うプレスダウン(プッシュダウン)や
ダンベルで行うトライセプスキックバックでは、
 
外側頭や内側頭が使われます。
 
外側頭が発達してくると正面から見た時に、上腕三頭筋が外側へ張り出してきます。
 
ボディビルダーの場合は、
フロントリラックスポーズの上腕三頭筋のアウトライン(曲線)を作っています。
 
 
私は20代の半ばから後半、
東京上野にあるトレーニングセンターサンプレイで、
石井先生とトレーニングをご一緒させていただいていました。
 
その時石井先生は
ナロウグリップでのベンチプレス150㎏/10回、
フレンチプレスライイング130㎏/10回、
 
それぞれ行っていて、50㎝を超える上腕を作られました。
 
ナロウベンチとフレンチプレスで、
上腕三頭筋の厚みと丸みを帯びた素晴らしいアウトラインを持っておられました。
 
それは偶然にでき上がったものではなく、
私にはトレーニング科学の知識に基づいた結果のように思えます。
 
私は野球選手の筋トレ種目で、フレンチプレスライイングを入れています。
 
上腕三頭筋の長頭を刺激するという科学的な根拠に基づいた結果です。
 
トライセプスプレスダウンやキックバックでは長頭の発達に限界があります。
 
<解説書・参考書>
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD)
東京大学大学院教授 石井直方著
 
『筋トレまるわかり大事典』
ベースボール・マガジン社
近畿大学准教授 谷本道哉著
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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