NOTE

単関節筋と多関節筋の作用とトレーニング⑦

285.プリーチャーカール第二章:筋トレの機能解剖学
2-1、運動と各関節の働き
F、単関節筋と多関節筋の作用とトレーニング
 
プリーチャーカールの台を使って、肘を固定して行うダンベルカールを考えてみます。
 
これは以前、スコットカールと言われることがありました。
 
ラリー・スコットという世界的に有名なボディビルダーの名前に因んだものです。
 
この運動はどこの筋肉に効くのか?
 
その答えは、
一関節筋の『上腕筋と腕橈骨筋(わんとうこつきん)』です。
 
驚いたことに、
上腕二頭筋に効かせる運動ではありません。
 
上腕二頭筋は肘と肩を跨ぐ二関節筋で、
肘を後ろに引くことで良く伸ばすことができます。
 
プリーチャーカールでは肘が前に出ていますので、
上腕二頭筋は緩んだままになっていて、緩んだ状態で使うことはできません。
 
また上腕二頭筋は腕を前に出し、
上げながら肘を曲げることでしっかりと縮めることができます。
 
プリチャーカールでは肘を固定していて、
それ以上前に出して上げることができません。
 
上腕二頭筋の腕を前に出して上げるという力は0になっています。
 
専門的には言えば、
上腕二頭筋は肩関節屈曲と肘関節屈曲の2つの機能があります。
 
私は以前プリーチャーカールをよく行なっていました。
 
ラリースコット選手の腕は、上腕二頭筋が素晴らしく発達していて、
 
それを作ったのがプリーチャーカールと言われていたからです。
 
そしてプリーチャーカールがスコットカールという名前の由来にもなっています。
 
改めて写真をよく観ると、
ラリースコット選手の上腕筋と腕橈骨筋の発達は
 
素晴らしく発達し、物凄い迫力があります。
 
上腕二頭筋の運動としてはインクラインダンベルカール、
もしくはスタンディングでのバーベルやダンベルを使ったカールがおすすめです。
 
体幹の使い方はしっかりと胸を張って固定し、
肘を前に出しながら曲げるようにします。
 
これは大変興味深いことで、
トレーニング科学を勉強することの大切さが解ります。
 
<解説書・参考書>
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD)
東京大学大学院教授 石井直方著
 
『筋トレまるわかり大事典』
ベースボール・マガジン社
近畿大学准教授 谷本道哉著
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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