NOTE

ベントオーバーロウ⑯<うごきの呼吸3>

822.IMG_5534Ⅱ、広背筋とその周辺の筋肉群のトレーニング
 
8、ベントオーバーロウ
 
<うごき>
 
呼吸
③呼吸の変化
 
初級者用の呼吸は、重量にはこだわらず、
 
引き上げる時に“吸う”、下す時に“吐く”というのが基本となります。
 
私がこのようにしているのは、
肩甲骨周りの筋肉や広背筋を動きやすくして、
 
「筋肉を太く、大きくする」という目的のためです。
 
ベントオーバーロウに限らず、
ラットマシンプルダウンやフロアープーリーなどの種目においても、
 
指導書の中には、
引き(コンセントリック)ながら “吐き”、
戻し(エキセントリック)ながら“吸う”
 
とされている場合があります。
 
こちらは、重量に意識して、
力を出しやすくして、“筋力アップ”を目的にした方法であると解釈しています。
 
私の場合には、
筋量を増やすという、ボディビルダーとしての視点があります。
 
最優先されるのは、“筋量アップ”のために、
目的の筋肉に、意識して効かせて、刺激を伝えることです。
 
それは、
①体を動かす
②体(内臓・骨・関節など)を守る
③熱を出し代謝を上げる
④血液やリンパの流れを助ける
 
という、『筋肉の4つの役割』の向上に、直接つながっています。
 
「筋肉の4つの役割は、筋量で決まる」からです。
 
従って、
まずは脳の中に、筋量アップのプログラミングを行います。
 
そのために、初級者用の呼吸は、
引き上げる時に“吸う”、下す時に“吐く”ということになります。
 
つまり、
背筋(脊柱起立筋・広背筋)の効かせ方、
意識の仕方を覚えるということになります。
 
これができるようになると、
筋力アップのために、呼吸を逆にすることで、
 
力発揮をスムーズに行うことができます。
 
注意すべきことは、
息を吐くということは胸を閉じ(丸め)て、猫背になる心配があります。
 
息を吐いても、
胸を張って肩甲骨を寄せ、広背筋に意識して効かせ、
 
刺激を与えるという神経回路を、
脳の中にしっかりと作って行くことの大切さを感じます。
 
そうすることで、
より安全に、筋力アップしながら、
且つ筋量アップも叶えることができます。
 
科学的には、筋力は筋量で決ります。
 
ということは、これらは同時進行します。
 
それが、筋力か?筋量か?の意識の違いで、
 
技術力にも少しずつ差が出てきて、
究極的にはボディビルダーと
パワーリフターの体型や筋力・筋量の差になると思います。
 
何を目的にするか?ということに、
呼吸が関わっていることを考えると、
 
大変興味深く思われます。
 
 
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TATLAB(タトラボ:高西トレーニング研究室)代表
マルヤジム 会長
長崎県体育協会スポーツ医科学委員
ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー(ストレングス担当)
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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