NOTE

ベントオーバーロウ⑭<うごきの呼吸1>

820.IMG_5533Ⅱ、広背筋とその周辺の筋肉群のトレーニング
 
8、ベントオーバーロウ
 
<うごき>
 
呼吸
①初級者用の呼吸:引き上げる時に“吸う”下す時に“吐く”
 
初級者用の呼吸は、
ゆっくりと、同じ速さで、滑らかな『うごき』を行い、
 
より効果を引き出すために、大変重要な要素だと思います。
 
引き上げる時には、
バーを脛(すね)に付けるようにして、
 
少し浮かした状態から、お腹に付けるまで、
大きく肺を膨らませるような感じで吸い、
 
広背筋をしっかりと縮めることができます。
 
下す時には、ブレーキをかけ、こらえるようにして吐き、
 
広背筋をしっかりと伸ばして、元の位置まで持っていきます。
 
このようにして、『うごき』全体で、
猫背にならないようにして、広背筋の可動範囲を大きくすることができます。
 
広背筋の意識は、
下す時の方が、より上手くできるように思います。
 
ところで、より効果的に効かせて、背筋に刺激を伝えるには、
 
「吸いながらバーを引き上げ、吐きながら下げる」という、
 
呼吸を優先した方が良さそうです。
 
呼吸をしてから動作が付いてくる感じです。
 
このようにして、脳の中に、
筋肉をより太く、大きくするプログラムを書き込んでいきます。
 
これは、将来、高重量を使って行う時の効果も考えています。
 
フォームができ上がり、重量を上げていくようになると、
 
そのうち「バーを引き上げながら吸い、下げながら吐く」
 
というようにしなければできなくなります。
 
動作の後に、呼吸が付いてくる感じです
 
こちらは、脳の中に、
筋力アップのプログラムを書き込むことになります。
 
中上級者になると、
呼吸は動作の前に大きく吸って止め、更に高重量に挑戦していきます。
 
そのような時でも、
筋肥大と筋力アップ共に、『最短・最高の効果』を上げることができます。
 
私が以前パートナーを務めさせていただいた、
東京大学の石井直方教授は、
 
200㎏を超えるベントロウを行いながら、
背中全体がパンパンに張った状態を強調されていたように思います。
 
初心者が、筋力アップを優先し過ぎると、
脳の中に筋肥大のプログラムを書き込むことができず、
 
筋量アップが妨げられるように思われます。
 
楽しんでいただけましたでしょうか?
 
 
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TATLAB(タトラボ:高西トレーニング研究室)代表
マルヤジム 会長
長崎県体育協会スポーツ医科学委員
ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー(ストレングス担当)
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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