ベンチプレスに影響する柔軟性
14/06/2015 | CATEGORY:実践, 思考, 理論
私は、パワーリフティングでの公式種目であるベンチプレスは、筋力(量)アップするための宝庫だと思います。高じて、世界選手権を視察しに行ったこともあります。
さまざまな体型の選手が、厳しいルールの中で、細身の体でも高重量を上げるのは大変魅力的です。
もの凄い筋肉で上げる人には、更に魅力を感じます。
今思うことは、柔軟性は筋肉の付き方に、大きく影響を及ぼしているように思います。
柔軟性に関わる箇所としては、
①肩関節、②肩甲骨周り、③胸郭、④背骨、⑤骨盤周り、⑥股関節などではないかと思います。
これらの全てが柔軟であることが理想として挙げられます。
高重量を上げるという目的では、パワーリフティングのルールギリギリのフォームで、①~⑥の柔軟性を最大にすると、体全体を使うことになり、胸の筋肉を発達させることとは違ってきます。
パワーリフティングで推奨されるフォームの特徴は、以下の3原則になるようです。
①バーベルの動きを最小にする
②たくさんの筋肉を一度に使う
③(各)関節の動きを最小にする
<『パワーリフティング入門』(体育とスポーツ出版社)吉田進著より>
私はベンチプレスにおいて、胸の筋肉を発達させ、尚且つ筋力を上げるために、自ら実践し指導を行っています。付随して、肩・腕の筋肉があります。
そのためには、あえて①から⑥までの調整が必要になります。
ある意味、パワーリフティングの3原則とは逆になるような、大胸筋に力点を置いた方法と言うことになります。
柔軟性にも、筋トレの楽しさが溢れています。
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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