NOTE

ベンチプレス⑦

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1、ベンチプレス
 
究極のベンチプレスについて考えてみると、
大胸筋の4つの作用をすべて使って押し上げているように思います。
 
①肩の水平方向内転(腕を横から前方へ動かす)
 
②肩の屈曲(肩の前方挙上:脇に下した腕を前の方向に真っすぐに上げる動き)
 
③肩の垂直方向内転(横に上げた腕を下に向かって下げる動き)
 
④肩の内旋(上腕を回転させて、肩を内向きに回す動き)
 
これを同時に使いながらも、大胸筋の動きを最大にすることで、
 
大胸筋の筋肉量を増やすことができます。
 
肩を支点として、シャフトを握った手が作用点となっています。
 
力点は上腕骨上部についている大結節稜という部分になります。
 
力を出して使っている大胸筋は、
 
1)鎖骨部(鎖骨の内側半分)
2)胸肋部(胸骨前面)
3)腹部(腹直筋鞘の前葉)
 
これらの3か所が起始になり、停止が上腕骨の上部にある大結節稜です。
 
これらを同時に、そして可動範囲を最大に使うためには、
 
肩関節の位置の固定が重要になります。
 
そのために、「肩甲骨を内側へ寄せて内転させ、固定したままで行う」
 
という方法を取ります。
 
肩を後ろへ引いて、肩甲骨を内転(内側へ寄せる)させると、
 
当然胸を張ることになります。
 
肩甲骨には他に、
・肩を上下に動かす
・肩を内転・外転する
 
という作用があります。
 
肩甲骨は肩関節の土台となっています。
 
ということは、
ベンチプレスを行う場合に、ベンチ台に寝て構える時、
 
肩甲骨を内に寄せて、
肩をすくめないようにして下げ、
肩を後ろへ引くようにします。
 
こうして肩の位置を固定することで、
 
上記に示した、
大胸筋の3つの方向すべての筋肉をしっかりと伸ばすことができます。
 
筋肉はよく伸ばした状態からよく縮めることで、
最も大きく発達させることができます。
 
このような構えから、大胸筋の4つの作用を最大に使って、
バーを胸に付くまで下げてから、押し上げるようにします。
 
専門用語を使って難しい説明になりましたが、
解剖学や力学、そして生理学の視点でベンチプレスを観ると、
 
とても興味深いことがあり、いろんなことに気づかされます。
 
 
タトラボでは、12月24日の土曜日、
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お気軽にご参加いただければ幸いです。
 
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<参考文献>
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD:1999年11月30日発行)
東京大学大学院教授 石井直方著
 
『筋肉の使い方・鍛え方』
(ナツメ社)
荒川裕志著 石井直方監修
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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TATLAB(タトラボ:高西トレーニング研究室)代表
マルヤジム 会長
長崎県体育協会スポーツ医科学委員
ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー(ストレングス担当)
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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