NOTE

フリーウエイトによるトレーニング②

31.アジア大会マスキュラー第二章:筋トレの機能解剖学
2-2、トレーニング動作と筋力発揮
A、フリーウエイトによるトレーニング
 
ダンベルカールで重量を上げていくと、効かせることの難しさを感じます。
 
これは科学的に、重力による重さのかかり方、テコの原理によってかかる重さのパターンと、
 
実際に目的の筋肉が出す力発揮のパターンのズレによるものです。
 
そこで、それをカバーする手段として反動を使って行う方法があります。
 
私も反動を付けて行うチーティングというスタイルを多用することで、
 
力こぶに筋肉(上腕二頭筋)を大きくしてきました。
 
私個人の意見では、
反動を使わないストリクトスタイルだけでは
筋肉の発達に限界があるのではないかと考えています。
 
チーティングスタイルでは動作の初めに反動を使い、
中間では勢いで上げることになり効かせにくくなります。
 
そこで、エキセントリックな動きでの、こらえて戻すことに集中することになります。
 
他に行う工夫としては、プリーチャーカールの台を用いるものがあります。
 
石井先生の下記のご本の中に、
 
「プリーチャーカールにおける上腕二頭筋の筋力発揮パターンと負荷のパターン」
 
という、図を添えたグラフが紹介されています。
 
この台を使って肘を前に出して腕を傾けて行うことで、
最大の重さがかかって一番力を発揮しなければならないところで、
 
肘関節の角度が60~70°になっています。
 
これにテコの原理を使った重さのかかる山型のカーブに近づけることができます。
 
一般的には、プリーチャーカールは反動を使わずに効かせるために行います。
 
ところが、
筋力発揮と負荷のかかり方の違いという、
フリーウエイトの弱点をカバーするために行っていることはほとんど知られていないようです。
 
付け加えておくと、以前紹介したように、
プリーチャーカールは、主に上腕筋と腕橈骨筋(わんとうこつきん)を鍛える運動で、
 
二関節筋である上腕二頭筋を直接に鍛える種目ではありません。
 
経験だけでは知りえない、
トレーニング科学を勉強する意味の深さを感じます。
 
<解説書・参考書>
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD)
東京大学大学院教授 石井直方著
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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