NOTE

パワーと運動①

310.フロントダブルバイ第一章:筋トレの生理・解剖学的基礎
1-3、筋肉の能力と運動
A、パワーと運動
 
トレーニング科学でいうパワーとは、「筋力×速さ」によって表されます。
 
アスリートにとって、運動する時のエネルギーの大きさを表すパワーは大変重要なもので、いろんな場面で必要とされます。
 
陸上競技選手の縦軸に速度、横軸に筋力を取ったグラフがあります。
 
短距離、中距離、長距離選手で比較した、そのグラフの「力と速度の関係」を観ると、
 
パワー(力×速度)は、それぞれ異なっています。
 
短距離選手はお椀を伏せた凸型のパワーの曲線が全体的に大きく、長距離選手はそれに比べて小さくなっています。
 
中距離選手は、その中間にあります。
 
そして、そのいずれも最大パワーは、最大筋力の30~40%のところにあります。
 
最大筋力が小さい長距離選手は、最大筋力が大きい短距離選手に比べてパワーが小さいので、
 
筋トレで筋力アップを中心とするよりは、軽めの重量で速度を高めるトレーニングをした方が良いということになります。
 
短距離選手は逆に、高重量での筋トレが有効になります。
 
このようなことは、いろんなスポーツの特性に合わせて行うことが重要です。
 
マラソン選手とラグビーのフォワードや相撲などの選手とは、筋トレの報われ方に違いがあります。
 
従って、当然筋トレを行う上での処方(頻度・強度・時間)の仕方に違いが出てきます。
 
 
このようなことを理解した上で、筋力と速度を掘り下げてみると、速度は筋力に比べて限界が先に見えてくるようです。
 
パワーアップをするのであれば、筋力を上げる方が速度を上げるよりは報われるということです。
 
パワーアップと筋力アップは根本的なところで強くつながっていて、スポーツパフォーマンスの向上に貢献しています。
 
明日はその科学的な根拠に付いて述べたいと思います。
 
<解説書・参考書>
『レジスタンス・トレーニング』(ブックハウスHD)東京大学大学院教授石井直方著
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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