NOTE

バーベル・スクワットの目線の意味②

OLYMPUS DIGITAL CAMERA脳について、興味深いことがあります。
 
脳は、「単体では、存在し得ないもの」だそうです。体があって初めて脳が存在するということです。
 
脳は、頭蓋骨の中に入っていて、真っ暗闇の中で不安を抱えているようです。それだけでは、外の世界を知ることができません。外の世界を知ったり、外の世界に働きかけたりするには、どうしても体が必要です。
 
「脳は、すべて、乗り物である体を通じて、初めて、外部と接することができる」ということになります。
 
バイオリニストやピアニストは、手を動かす脳領域が、一般時に比べて広いそうです。これは、バイオリンやピアノを最初に始めた時から、広いのではなく、練習を繰り返すことによって広くなったということになります。
「手を動かす」という脳部位が最初からあったのではなく、「手を動かした」ことによって、後からできたということになります。
 
つまり、「体あっての脳」ということになりそうです。
 
このようなことが解ってくると、身体を使って行う筋トレにも大変重要な意味があるように思えます。
目で見て、臭いを嗅いで、手で触って、耳で聞いて、物を食べて、それらを脳が受け止めています。その結果として、脳が発達します。
 
成人の脳は約1.4㎏の重さがあり、その脳には、1000億個の神経細胞(ニューロン)があります。それらはシナプスと呼ばれる神経細胞の接続(神経接続)によって、お互いにつながれています。
 
脳にあるすべてのシナプスを1秒間に1つずつ数えると、3千2百万年以上かかるそうです。
平均すれば、一つのニューロンが1万個のニューロンとシナプスによって、つながれている計算になるということです。
 
ニューロンの役割は、情報伝達です。体を通じて、脳を使うことによって、神経接続が強化されることになります。
 
スポーツなどの身体を動かすという視点では、ニューロンの強いつながりが促されることになります。
 
スクワットによる、“目”の使い方にも、脳を活性化し、神経接続を強化することで、高重量を上げることにつながるように思えてきます。
 
とてつもない数のニューロンやシナプスのことを考えると、人の無限の可能性を感じます。世の中は、苦しさ、辛さ、悲しみもありますが、それらを含めて、面白さ、興味深さ、楽しさに溢れています。
 
体(筋肉)づくりは、脳を活性化する大切な運動であるばかりでなく、体(筋肉)づくりそのものを、興味を持って、面白く、楽しむことができます。
 
<参考文献>
『脳トレ』(アスペクト)リチャード・レスタック著・池谷裕二監修・青木哉恵訳
『脳は何かと言い訳する』(祥伝社)池谷裕二著
『記憶力を強くする』(講談社ブルーバックス)池谷裕二
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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