テコによる力と速度の変化⑦
08/02/2016 | CATEGORY:実践, 思考, 理論
第二章:筋トレの機能解剖学
2-1、運動と各関節の働き
B、テコによる力と速度の変化
デッドリフトやベントオーバーロウなどで、
背中が丸くなってしまう猫背は腰痛の大きな原因となります。
これはテコの原理によって、
腰椎の周りに大きなトルク(回転力)がかかってしまうためです。
また、足裏の重心から垂直に引いた作用線からバーベルが前に離れてしまうことで、
腰に負担がかかり過ぎ腰痛を引き起こすことがあります。
スクワットにおいても同様なことが起きますので、
背中を丸めたり、
バーが力の作用線からできるだけは離れたりしないようにすることが必要です。
重たい荷物などを持つ時には、その物にできるだけ近づいて、
腰に負担がかからないように注意することが大切です。
腰を落として
しっかりと構えてから立ち上がるようにすると安全です。
筋トレを行っていると自然にそのような構えになり、
より安全に持ち上げることができます。
できれば早めに、
脳の中に正しい体の使い方をプログラミングすることが、
快適な生活をおくる上でも重要になると思います。
<解説書・参考書>
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD)
東京大学大学院教授石井直方著
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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