NOTE

チンニング(懸垂)⑮<うごきの呼吸2>

Ⅱ、広背筋とその周辺の筋肉群のトレーニング
 
12、チンニング(懸垂)
 
2)うごき
 
呼吸
②中上級者用の呼吸
 
:バーにぶら下げって肘を伸ばした『かまえ』のところで、
『うごき』の切り返しの時に行う
 
筋トレの一般的な呼吸は
力を込める時は吸い、力を出す時には吐くのが基本となります。
 
ベンチプレスやスクワットはその典型です。
 
それを背中の運動であるロウイング系やプルダウン系では、
 
安全面を考慮したフォームづくりを考えて、
 
初級者用の基本的な呼吸を、
引く時に“吸う”、戻す時に“吐く”というようにしました。
 
引く時に吐くと、背中が丸まり、
ロウイング系では腰痛になってしまうケースがあります。
 
中上級者になると、高重量に挑戦するために、
 
呼吸は動作の前に大きく吸って止め、
そのまま体を引き付け、下しなから吐きます。
 
通常は連続して行い、
タイミング(間の取り方)と息の量が大切なように思います。
 
どれほど、
体にダンベルやプレートなどの錘(おもり)をぶら下げて高負荷で全力を出しきれるか?
 
というのは『うごき』の中での、呼吸にも大きく関わってくると思います。
 
スタート時には、
『かまえ』の時からの呼吸を万全にして行いますので、スムーズにできます。
 
2回目以降からは、
どのようなタイミングで?
どれだけ息を吐き吸い込むか?
 
これは、実際に経験して積み重ねる以外に方法はないように思います。
 
私の場合は、
バーにぶら下がって広背筋が伸びきった、
 
肘が伸びる少し手前の、
等速でのエクセントリック(戻し)動作の終わりから
 
コンセントリック(引き付ける)動作の瞬間に、素早く行います。
 
更に高重量になると、息を吐きながら体を引き上げる場合があります。
 
その時には体を下ろしながら吸います。
 
いつも、安全第一を頭に入れて、
最高の効果を引き出す呼吸法をマスターしていくことになります。
 
くれぐれも肩痛や肘痛にならないように、
致命的なケガや故障につながらないように、
 
細心の注意を払いながら行うようにします。
 
 
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TATLAB(タトラボ:高西トレーニング研究室)代表
マルヤジム 会長
長崎県体育協会スポーツ医科学委員
ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー(ストレングス担当)
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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