NOTE

ダンベルフライ④

OLYMPUS DIGITAL CAMERA第四章:筋トレの実際
4-3、身体各部位のトレーニング
C、ダンベルフライ
 
東京大学の石井直方研究室ご出身である“谷本道哉先生”の
 
『トレーニングのホントを知りたい!』
(ベースボール・マガジン社)
 
というご本には、ダンベルフライの大変興味深い内容が掲載されています。
 
「動きから見ると、
肩関節周り単独の単関節動作ですが、
 
力発揮から見ると、
大胸筋などによる単関節の水平内転と上腕二頭筋などによる肘関節の屈曲力を発揮する複関節種目」
 
ということだそうです。
 
つまりこれは驚くことに、
「ダンベルフライは大胸筋のみを鍛える単関節種目ではない」
 
ということになります。
 
それでは、
大胸筋だけを鍛える単関節種目はないか?
 
というと、
その答えは『ダンベル(ベンチ)プレス』ということになります。
 
ダンベルプレスは、
「動きから見ると、
肩関節と肘関節を動かす複関節種目ですが、
 
力発揮から見ると、
大胸筋などによる肩関節の水平屈曲のみの単関節種目」
 
ということだそうです。
 
これには条件があって、
「肘の真上にダンベルがある」ということになります。
 
このように、
大変興味深いことが私たちの体の中で起きていることが解ります。
 
これは『テコの原理』による力学的な視点での解説になります。
 
「力ベクトル(負荷の大きさ)」と
「モーメントアーム(その負荷のかかる位置と関節との距離)」を
 
掛け算することで、簡単に導くことができるそうです。
 
身体の運動はどのような動きもすべて
 
「骨が関節周りに回転すること」の組み合わせによって起こっているということです。
 
筋トレを行っている現場では、どうしても動きだけから力発揮を考える傾向があります。
 
力学的な知識を持つことで、ダンベルフライは肘を曲げるための大きな力が必要なことが解ります。
 
上腕二頭筋が弱い人には不向きということも言えそうです。
 
トレーニング科学(力学)を勉強することの大切さを感じます。
 
もっと具体的に知りたい人は、谷本先生のご本をご活用ください。
 
興味深いことがたくさん紹介されています。
 
<解説書・参考書>
 
『レジスタンス・トレーニング』
(ブックハウスHD)
東京大学大学院教授 石井直方著
 
『トレーニングのホントを知りたい!』
(ベースボール・マガジン社)
谷本道哉著
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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