NOTE

スクワットのポイント『かまえ』編

362.スタンディングの構え私の行っているスクワットでは、『かまえ』のポイントとして、「足裏の重心を意識する」ということにしています。
 
重心が定まっていれば、しゃがんでから立ち上がる『うごき』を、よりスムーズに行うことができます。
 
基本的には股関節を使って、少しお尻(骨盤)を後ろへ引き、『足裏全体』に意識を持って行くようにして構えます。子供たちや高齢者、運動経験がない初心者などには、解り易くて、大変良い方法ではないかと思います。
 
重心と力の作用線で整理すると、『足裏全体』の面の上に、柱として、垂直に力の作用線が立っています。
重心と力の作用線は、太くて大きなものが1つ(足裏全体を面としての柱)あるということになります。
 
トレーニングを積み重ねると、重心は足裏全体の面を絞って、その中にある『土踏まず』に意識を持っていき、その半分ほどの面としての柱が、力の作用線として垂直に立っているような感じが良いのではないかと思います。
 
更にトレーニングを積み重ねて上級者になってくると、足裏にある『土踏まず』の面をもっと絞るようなイメージになるように思います。そして、その面が点に近づくことによって、その鉛直方向に立てた力の作用線上をバーの芯が動くことになります。
 
バーの芯を真横から見ると、『足裏全体』の面の上に立てた柱としての作用線では、バーの芯はその柱の中で、前後にブレながら上下に動くことがあります。
 
『土踏まず』の面に立てた柱としての作用線では、足裏全体の柱としての面ほどではありませんが、やはりバーの芯はその(土踏まずを面とした)柱の中で、前後にブレながら上下に動くことがあります。
 
そして、土踏まずの面の中にある重心を絞って“点”に近づくようになると、バーの芯はほとんどブレルことなく、力の作用線上を垂直に動きます。
まるで、スミスマシンを使っているように、キレイで美しい動きができます。
 
力発揮の仕方を分類すれば、『足裏全体』や『土踏まず』の面としての重心は発破や火山の爆発のイメージです。
 
そして『土踏まずの中の一点』はロケットやピストルのようなイメージになるように思います。
 
ホースでの水撒きでは、口をそのままにして水を出すのが『足裏全体』です。半分にするのが『土踏まず』です。小さく・小さく絞るのが『土踏まずの中の一点』です。ホースの口を小さく絞るほどに、遠くまで水を撒くことができます。
 
つまり、スクワットでは、立ち上がりのスピードを引き出し、高重量を効率良く上げることができるということになります。
 
スポーツの場合には、競技特性に合わせて重心を使い分けることが重要に思われます。ボールを速く投げたり、遠くまで飛ばしたりする、野球などの球技においては、足裏の重心を面ではなく点として意識することが重要に思われます。
 
スクワットの『うごき』を行うためには、『かまえ』において、「足裏の重心を意識すること」がポイントとなりそうです。
 
楽しんでいただけましたでしょうか?
 
<参考文献>
『トレーニング・メソッド』(ベースボール・マガジン社)石井直方著
『トレーニングのホントをしりたい!』(ベースボール・マガジン社)谷本道哉著
『4スタンス理論』(池田書店)廣戸聡一著
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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