NOTE

「声を出す」ということ

222..ラットスプレッド野球では、練習にしろ、試合にしろ
「大きな声を出す」ことの大切さをお話しされることがあります。
 
これは脳科学の視点でも大変良いことだと思います。
 
体を積極的に動かすことによって、
脳の中にある、『やる気』の出る場所にアクセスできます。
 
この場所は脳の基底核(きていかく)というところの
淡蒼球(たんそうきゅう)で、
意識して使える場所ではありません。
 
「体を動かすための脳部位」として、
脳の中でも原始的・根源的に重要な部分なので、
 
哺乳類だけでなく、両生類や爬虫類、鳥類、魚類にもあります。
 
本来は生命の危機的な状態の時に使われるところだそうです。
 
生き残りをかけた厳しい環境の中で、
生き延びる確率を高めるために脳ができたことになります。
 
その活動によって、カメレオンや鉄砲魚などは、
ほぼ100%の確率で、獲物をしとめ、抜群の身体コントロールができます。
 
従って、脳は本来行動することが先になっていて、その後人間の脳に進化することで、考えることが先になってしまったようです。
 
これが考える脳と言われる人の特徴としての大脳皮質の巨大化につながっていて、「考えてから行動する」というように、使い方が逆転してしたようです。
 
そのような過程を振り返れば、例えば「楽しいから笑う」というのは間違いで、「笑うから楽しい」ということになります。
 
まず笑うという行動が先に合って、その後に楽しいという考えがついてくることになります。
 
また、「元気を出すために大きな声であいさつをする」のではなく、
「大きな声を出してあいさつをするから、その結果として元気になる」ということです。
 
同じように、「やる気を出すために大きな声を出す」のではなく
「大きな声を出すことでやる気になる」というのが、脳の構造上正しいということになります。
 
これらのことは淡蒼球というところで行われています。
 
大きな問題点として、淡蒼球は『やる気』を生み出している場所ですが、やる気を出そうと意識しても動かすことができません。
 
つまり、自分の意志ではコントロールができない無意識の中にあります。
 
ところが、おもしろいことに、やる気を出すことを意識することなく、大きな声さえ出せば、脳は勝手に淡蒼球を動かしてくれます。
 
従って、練習や試合中大きな声を出して、励ましたり、応援したりすることは、自分自身を元気に、やる気にさせる、非常に大切な行動だということもできます。
 
今日も一日を大切に、元気に過ごしましょう。
 
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マルヤジム 会長
ストレングス・トレーニング・マスター
TAKANISHI FUMITOSHI
髙西 文利
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